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万力
ふりがな文庫
“万力”の読み方と例文
旧字:
萬力
読み方
割合
まんりき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まんりき
(逆引き)
じつは、パイ軍曹は、さっきからまるで
万力
(
まんりき
)
にはさんだようにうごかない機銃について、少々こまっていたところであった。
地底戦車の怪人
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
夜はようやく
更
(
ふ
)
けて行って、水車の
万力
(
まんりき
)
の音もやんでしまい、空はたいへんに曇って、雨か風かと
気遣
(
きづか
)
われるような気候になってきたことも
大菩薩峠:16 道庵と鯔八の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
だが、それすら今は
叶
(
かな
)
わぬのだ。もがこうにも、悪魔の腕が
万力
(
まんりき
)
の様に引締めている。僅かに靴の先で、運転手の腰かけの背中を蹴るばかりだ。
妖虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
万力(まんりき)の例文をもっと
(18作品)
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“万力”の意味
《名詞》
大きな轆轤。
工具の一つ。物を挟み付けて固定するもの。
船具の一つ。片方の端に鉄製の鉤をつけた綱。
農具の一つ。籾をこなすもの。
(出典:Wiktionary)
“万力”の解説
万力(まんりき)とは、対象物を2つの口金の間に挟み固定する工具や機構。英語風にバイス (米国語圏 vise、英国語圏 vice) の名称でも呼ばれている。
(出典:Wikipedia)
万
常用漢字
小2
部首:⼀
3画
力
常用漢字
小1
部首:⼒
2画
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万力機械
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