“へうじゆん”の漢字の書き方と例文
語句割合
標準100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かれ標準へうじゆんとしてをしへられたはづすことなくむぎかねばならぬものと覺悟かくごをしてるのである。それとともに一にちでもうして時間じかん空費くうひする自分じぶん瘡痍きずいてかれふかかなしんだ。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
自分じぶんの一心理しんり標準へうじゆんとし、これたゞしいものと獨斷どくだんして、の一心理しんり否認ひにんすることは兎角とかく誤妄ごもうおちいるのおそれがある。これはおほい考慮かうりよしなければならぬことである。
建築の本義 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
○さて此標準へうじゆんたる実事じつじをきゝしに、北海はいづれの所も冬にいたれば常に北風はげしくいそへ物をうちよする、椎谷しひやはたきものにとぼしき所ゆゑ貧民ひんみん拾ひ取りてたきゞとなす事常なり。