“心理”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しんり75.0%
こころ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
〔譯〕心理しんりは是れたての工夫なり、愽覽はくらんは是れよこの工夫なり。たての工夫は、則ち深入しんにふ自得じとくせよ。よこの工夫は、則ち淺易せんい汎濫はんらんなれ。
すなは太古たいこ國民こくみんかならずしもいし工作こうさくして家屋かをくをつくることをらなかつたのではない。たゞその心理しんりから、これを必要ひつえうとしなかつたまでゞある。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
その自分の言葉と心理こころをどうにでも向けかえる事の出来るのを千世子はうらやみもし又恐ろしい事だとも思った。
千世子(二) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ある時はフロイドに行きもろ人のあやしき心理こころさぐらむとする
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)