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豎
ふりがな文庫
“豎”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
じゅ
50.0%
たて
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
じゅ
(逆引き)
母子ともに即刻引取られ、少年は
豎
(
じゅ
)
(小姓)の一人に加えられた。それ故、長じて後もこの牛に似た男は
豎牛
(
じゅぎゅう
)
と呼ばれるのである。
牛人
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
尊著ヲ得テ一読シトミニ二
豎
(
じゅ
)
ノ体ニアルヲ忘ル。今渡辺生ニ托シテコレヲ還ス。然レドモ
僅
(
わずか
)
ニ半部ヲ閲スルノミ。
蔗境
(
しゃきょう
)
イマダ尽サズ。殊ニ
嗛然
(
きょうぜん
)
タルヲ覚ユ。更ニ後巻ヲ送致セヨ。至望至望。壬戌ノ春。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
豎(じゅ)の例文をもっと
(2作品)
見る
たて
(逆引き)
〔譯〕
心理
(
しんり
)
は是れ
豎
(
たて
)
の工夫なり、
愽覽
(
はくらん
)
は是れ
横
(
よこ
)
の工夫なり。
豎
(
たて
)
の工夫は、則ち
深入
(
しんにふ
)
自得
(
じとく
)
せよ。
横
(
よこ
)
の工夫は、則ち
淺易
(
せんい
)
汎濫
(
はんらん
)
なれ。
南洲手抄言志録:03 南洲手抄言志録
(旧字旧仮名)
/
秋月種樹
、
佐藤一斎
(著)
奥方を
亡
(
うし
)
なったばかりの北見之守——さらぬだに荒淫の噂の高い大名が、お雪の優れた美しさを、すぐ眼にも鼻にもつく江戸の屋敷の中に置いて、半月と
豎
(
たて
)
やの字を結ばせようとは
新奇談クラブ:08 第八夜 蛇使いの娘
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
豎(たて)の例文をもっと
(2作品)
見る
豎
漢検準1級
部首:⾖
15画
“豎”を含む語句
豎子
二豎
二豎子
豎儒
豎剣文
豎牛
賈豎
“豎”のふりがなが多い著者
佐藤一斎
秋月種樹
中島敦
永井荷風
野村胡堂