心理こころ)” の例文
その自分の言葉と心理こころをどうにでも向けかえる事の出来るのを千世子はうらやみもし又恐ろしい事だとも思った。
千世子(二) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)
ある時はフロイドに行きもろ人のあやしき心理こころさぐらむとする
和歌でない歌 (旧字旧仮名) / 中島敦(著)
それと同じ心理こころを、左門が持っているからであった。
血曼陀羅紙帳武士 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)