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ひょうじゅん
ふりがな文庫
“ひょうじゅん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
標準
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
標準
(逆引き)
この世の中を渡るに
嗜好
(
しこう
)
はなるたけ人々により
別
(
べつ
)
なるが
面白
(
おもしろ
)
けれども、善悪の
標準
(
ひょうじゅん
)
は一様でなくてはならぬと。この一様なる善悪の標準をもって好き嫌いを測るべきものでない。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
内乱の
性質
(
せいしつ
)
如何
(
いかん
)
は以て干渉の
有無
(
うむ
)
を
判断
(
はんだん
)
するの
標準
(
ひょうじゅん
)
とするに
足
(
た
)
らざるなり。
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
前後左右
(
ぜんごさゆう
)
に
係累者
(
けいるいしゃ
)
はまといついてる。なにをひとつするにも、自分のみを
標準
(
ひょうじゅん
)
として動くことはできぬ。とうてい
社会組織
(
しゃかいそしき
)
上の一
分子
(
ぶんし
)
であるから、いかなる
場合
(
ばあい
)
にも
絶対
(
ぜったい
)
単独
(
たんどく
)
の
行動
(
こうどう
)
はゆるされない。
箸
(新字新仮名)
/
伊藤左千夫
(著)
金銭を
標準
(
ひょうじゅん
)
として人を計るの不当なることは、むろんいうまでもない。ゆえにこの標準にて人を計るべきではないが、
世人
(
せじん
)
はややもすれば教育に従事するものを計るにもこの標準をもってする。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
ゆえに世間の笑いを
避
(
さ
)
くるため心ならずも、
標準
(
ひょうじゅん
)
の決勝点を引下げ、
潔
(
いさぎよ
)
からずと思いながらも、俗界の喜ぶ
勝鬨
(
かちどき
)
を挙げんとする者が多くなり、しかしていわゆる失敗者となるを
不本意
(
ふほんい
)
とするにいたる。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
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