“ふうてんくわんじや”の漢字の書き方と例文
語句割合
瘋癲患者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
室内しつないには螺旋ねぢゆかめられた寐臺ねだい數脚すうきやく其上そのうへにはあを病院服びやうゐんふくて、昔風むかしふう頭巾づきんかぶつてゐる患者等くわんじやらすわつたり、たりして、これみんな瘋癲患者ふうてんくわんじやなのである。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
あたらしいひとかほは六號室がうしつではえてぬ。院長ゐんちやうアンドレイ、エヒミチはあらた瘋癲患者ふうてんくわんじやはもうくより入院にふゐんせしめぬから。またゝれとて這麼瘋癲者こんなふうてんしやへや參觀さんくわんものいから。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
防腐法ばうふはうだとか、コツホだとか、パステルだとかつたつて、實際じつさいおいてはなかすこしも是迄これまでかはらないではいか、病氣びやうきすうも、死亡しばうすうも、瘋癲患者ふうてんくわんじやためだとつて、舞踏會ぶたふくわいやら
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)