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びぜんのくに
ふりがな文庫
“びぜんのくに”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
備前国
60.0%
備前國
40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
備前国
(逆引き)
備前国
(
びぜんのくに
)
岡山表具師
幸吉
(
こうきち
)
というもの、一鳩をとらえて
其
(
その
)
身の軽重羽翼の長短を計り、我身の重さをかけ比べて自ら羽翼を製し、機を設けて胸前にて操り搏飛行す、地より
颺
(
あが
)
ることあたわず
天保の飛行術
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
びぜんのくに(備前国)の例文をもっと
(3作品)
見る
備前國
(逆引き)
爰
(
こゝ
)
に
備前國
(
びぜんのくに
)
岡山御城主高三十一萬五千二百石松平
伊豫守殿
(
いよのかみどの
)
の
藩中
(
はんちう
)
松田喜内
(
まつだきない
)
と云ふ者
有
(
あり
)
代々岡山に
住居
(
ぢうきよ
)
せしが當時の喜内は
壯年
(
さうねん
)
なるに兩親を
亡
(
うしな
)
ひ未だ妻をも
娶
(
めと
)
らず獨の妹お花と云るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
糸崎行
(
いとざきゆき
)
——お
恥
(
はづ
)
かしいが、
私
(
わたし
)
に
其
(
そ
)
の
方角
(
はうがく
)
が
分
(
わか
)
らない。
棚
(
たな
)
の
埃
(
ほこり
)
を
拂
(
はら
)
ひながら、
地名辭典
(
ちめいじてん
)
の
索引
(
さくいん
)
を
繰
(
く
)
ると、
糸崎
(
いとざき
)
と
言
(
い
)
ふのが
越前國
(
ゑちぜんのくに
)
と
備前國
(
びぜんのくに
)
とに
二
(
に
)
ヶ
所
(
しよ
)
ある。
私
(
わたし
)
は
東西
(
とうざい
)
、いや
西北
(
せいほく
)
に
迷
(
まよ
)
つた。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
東枕
(
ひがしまくら
)
も、
西枕
(
にしまくら
)
も、
枕
(
まくら
)
したまゝ
何處
(
どこ
)
をさして
行
(
ゆ
)
くのであらう。
汽車案内
(
きしやあんない
)
の
細字
(
さいじ
)
を、しかめ
面
(
づら
)
で
恁
(
か
)
う
透
(
すか
)
すと、
分
(
わか
)
つた——
遙々
(
はる/″\
)
と
京
(
きやう
)
大阪
(
おほさか
)
、
神戸
(
かうべ
)
を
通
(
とほ
)
る……
越前
(
ゑちぜん
)
ではない、
備前國
(
びぜんのくに
)
糸崎
(
いとざき
)
である。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
びぜんのくに(備前國)の例文をもっと
(2作品)
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