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東枕
ふりがな文庫
“東枕”の読み方と例文
読み方
割合
ひがしまくら
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひがしまくら
(逆引き)
東枕
(
ひがしまくら
)
の
白
(
しろ
)
い
切
(
きれ
)
に、ほぐしたお
髪
(
ぐし
)
の
真黒
(
まつくろ
)
なのが
濡
(
ぬ
)
れたやうにこぼれて
居
(
ゐ
)
て、
向
(
むか
)
ふの
西向
(
にしむき
)
の
壁
(
かべ
)
に、
衣桁
(
いかう
)
が
立
(
た
)
てゝあります。
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
いつも
東枕
(
ひがしまくら
)
で寝る私が、その晩に限って、偶然西枕に
床
(
とこ
)
を敷いたのも、何かの
因縁
(
いんねん
)
かも知れません。私は枕元から吹き込む寒い風でふと眼を覚ましたのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
東枕
(
ひがしまくら
)
でしょう。この方角が南だから。」
お律と子等と
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
東枕(ひがしまくら)の例文をもっと
(4作品)
見る
東
常用漢字
小2
部首:⽊
8画
枕
常用漢字
中学
部首:⽊
8画
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