“広東枕”の読み方と例文
読み方割合
かんとんまくら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
座敷の方では、暑さに弱い叔母があか広東枕かんとんまくらをしながら、新聞と団扇うちわとを持ったまま午睡ひるねをしていた。叔母は夏に入ってから、手足にいくらか水気をもった気味で、肥った体が一層だるかった。
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)