“ばかどの”の漢字の書き方と例文
語句割合
白痴殿100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其(その)馬(うま)がさ、私(わし)も別(べつ)に馬(うま)は珍(めづ)らしうもないが、白痴殿(ばかどの)の背後(うしろ)に畏(かしこま)つて手持不沙汰(てもちぶさた)ぢやから今(いま)引(ひ)いて行(ゆ)かうとする時(とき)椽側(えんがは)へひらりと出(で)て
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
その馬がさ、私も別に馬は珍しゅうもないが、白痴殿(ばかどの)の背後(うしろ)に畏(かしこま)って手持不沙汰(てもちぶさた)じゃから今引いて行こうとする時縁側へひらりと出て
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
私(わし)も手早く草鞋を解(と)いたから、早速古下駄を頂戴(ちょうだい)して、縁から立つ時ちょいと見ると、それ例の白痴殿(ばかどの)じゃ。
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
私(わし)も手早(てばや)く草鞋(わらじ)を解(と)いたから、早速(さツそく)古下駄(ふるげた)を頂戴(ちやうだい)して、椽(えん)から立(た)つ時(とき)一寸(ちよいと)見(み)ると、それ例(れい)の白痴殿(ばかどの)ぢや。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
あの白痴殿(ばかどの)の女房になって世の中へは目もやらぬ換(かわり)にゃあ、嬢様は如意(にょい)自在、男はより取って、飽(あ)けば、息をかけて獣(けもの)にするわ、殊にその洪水以来、山を穿(うが)ったこの流は天道様(てんとうさま)がお授けの
高野聖 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
彼(あ)の白痴殿(ばかどの)の女房(にようぼう)になつて、世(よ)の中(なか)へは目(め)もやらぬ換(かはり)にやあ、嬢様(ぢやうさま)は如意自在(によゐじざい)、男(をとこ)はより取(ど)つて、飽(あ)けば、息(いき)をかけて獣(けもの)にするわ、殊(こと)に其(そ)の洪水(こうずゐ)以来(いらい)、山(やま)を穿(うが)つたこの流(ながれ)は天道様(てんたうさま)がお授(さづ)けの
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)