“ぬくと”の漢字の書き方と例文
語句割合
暖100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「本當(ほんたう)に暖(ぬくと)く成(な)つたんだよなあ日輪(おてんとさま)まで酷(ひど)く眩(まちつ)ぽくなつたやうなんだよ」おつぎは例(れい)の少(すこ)し甘(あま)えるやうな口吻(くちつき)で一枚(まい)の掛蒲團(かけぶとん)をとつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
此(こ)の蒲團(ふとん)は板(いた)ツ端(ぱち)見(み)てえなんだよなあ、此(こ)れとつた方(はう)が爺(ぢい)は輕(かる)く成(な)つてよかつぺなほんに、さう云(ゆ)つても暖(ぬくと)くなるつちやえゝもんだよ
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
「彼岸(ひがん)過(す)ぎて斯(か)うだことつちや俺(お)ら覺(おべ)えてからだつで滅多(めつた)にやねえこつたから此(こ)れから暖(ぬくと)く成(な)るばかしだな、麥(むぎ)も一日毎(いちんちごめら)に腰(こし)引(ひ)つ立(た)たな」卯平(うへい)は稍(やゝ)快(こゝろ)よげにいつた。
土 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)