“にちようひん”の漢字の書き方と例文
語句割合
日用品100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
掘立小屋ほつたてごや出來できてから勘次かんじはそれでも近所きんじよなべかま日用品にちようひんすこしはもらつたりりたりして使つかつた。おつぎはあひだしんけた鍋釜なべかま砥石といしでこすつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
けれど、一つ、一つ、ていくけれど、どものおもちゃとか、日用品にちようひんとか、もののようなものばかりで、望遠鏡ぼうえんきょうや、時計とけいのようなものをみせは、つかりませんでした。
緑色の時計 (新字新仮名) / 小川未明(著)
その財布さいふわづかたくはへはこの數日間すじつかんにどれほどかれすくつたかれなかつた。かれはまだいくらかの日用品にちようひんもとめる餘力よりよくいうしてた。かれ開墾かいこん賃錢ちんせんにすることが出來できればといふのぞみが十ぶんにあつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)