“ながさ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
25.0%
25.0%
長狭25.0%
全長12.5%
長狹12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御男子四人は四方へながされ玉ふ、是も時平が毒舌どくぜつによれり。ひめたちは都にとゞまりをさなきはふたり筑紫へしたがへ給へり。
つづく雨のよいに、すこしやまいひまぬすんで、下の風呂場へ降りて見ると、半切はんきれを三尺ばかりのながさに切って、それを細長くたてりつけた壁の色が、暗く映るの陰に、ふと余の視線をいた。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
啜られて居るのに違ひなし。……大将。北長狭ながさの家と云へば、そら穢い家だつせ
歯の間よりもの言う拍子に落ちし巻莨を腹立たしげに踏み消し、窓の外につばはきしまましばらくたたずみていたるが、やがて舌打ち鳴らして、室の全長ながさを二三往来ゆききして、また腰掛けに戻りつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
意富おおおみ小子部ちいさこべの連・坂合部の連・火の君・大分おおきたの君・阿蘇あその君・筑紫の三家みやけの連・雀部さざきべの臣・雀部のみやつこ小長谷おはつせの造・都祁つげあたえ伊余いよの國の造・科野しなのの國の造・道の奧の石城いわきの國の造・常道ひたちの仲の國の造・長狹ながさの國の造・伊勢の船木ふなきの直・尾張の丹羽にわの臣・島田の臣等の祖先です。