“全長”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぜんちやう50.0%
ながさ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この魚形水雷ぎよけいすいらいは、その全長ぜんちやうわずかに二ヒートインチ最大さいだい直徑ちよくけいインチぎず、これ今日こんにち海戰かいせんもつぱおこなはるゝ保氏魚形水雷ホルランドしぎよけいすいらいすると、そのおほいさは七ぶんの一にもらぬが、氣室きしつ浮室ふしつ尾片等びへんとう設備せつび整然せいぜんとして
歯の間よりもの言う拍子に落ちし巻莨を腹立たしげに踏み消し、窓の外につばはきしまましばらくたたずみていたるが、やがて舌打ち鳴らして、室の全長ながさを二三往来ゆききして、また腰掛けに戻りつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)