“とくしゆ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
特殊50.0%
特種50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
日本書紀にほんしよきに七年夏四月乙未朔辛酉、地動、舍屋悉破、則令四方俾祭地震神とあるが、地震神ぢしんかみといふ特殊とくしゆかみられてゐない。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
すくなくとも日本建築にほんけんちく古來こらい地震ぢしん考慮かうりよなかくはへ、材料ざいれう構造こうさう工風くふうらし、つひ特殊とくしゆ耐震的樣式手法たいしんてきやうしきしゆはふ大成たいせいしたと推測すゐそくするひとすくなくないやうである。
日本建築の発達と地震 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
それほどにはれますからには、其大島小學校そのおほしませうがくかうとやらいふ學校がくかうにはなに特種とくしゆことがあつて、貴殿あなたこゝろをそれほどまでにうごかしてるのだらうとおもはれます。それをおはなくださいませんか。
日の出 (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
それが彌生式やよひしきたゞちに結合けつがふされるかいなかは、いま斷言だんげんするあたはずだが、特種とくしゆ貝塚かひづかるとみとめられたうへは、それが彌生式土器やよひしきどきおほ關係くわんけいいうしてるとまではへるのである。