“せうねん”の漢字の書き方と例文
語句割合
少年100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自分じぶん少年せうねんとは四五十けんへだたつてたが自分じぶんは一けんして志村しむらであることをつた。かれは一しんになつてるので自分じぶんちかづいたのにもつかぬらしかつた。
画の悲み (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
このひととうさんたちちがひまして、療治れうぢ東京とうきやうまで出掛でかけるといふことでした。なにしろとうさんはまだ九さい少年せうねんでしたから、草鞋わらぢをはくといふこと出來できません。
ふるさと (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
孟子もうしはゝやおどろかん上達じようたつすみやかさ、うまいとめられて今宵こよひも一まわりと生意氣なまいきは七つ八つよりつのりて、やがてはかた置手おきてぬぐひ、鼻歌はなうたのそゝりぶし、十五の少年せうねんがませかたおそろし
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)