“しんりつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
震慄37.5%
神律25.0%
振慄12.5%
申砬12.5%
真率12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
次いで死の廻りに大きいけんゑがいて、震慄しんりつしながら歩いてゐる。その圏がやうやく小くなつて、とうとう疲れた腕を死のうなじに投げ掛けて、死と目と目を見合はす。
妄想 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
かみとしてもっといましむべきは怠慢たいまん仕打しうち同時どうじもっとつつしむべきは偏頗不正へんばふせい処置しょちである。怠慢たいまんながるるときはしばしば大事だいじをあやまり、不正ふせいながるるときはややもすれば神律しんりつみだす。
((莊賈ノ使者))すでき、いまかへるにおよばず。((穰苴))ここおいつひ莊賈さうかり、もつて三ぐんとなふ。三ぐんみな(一九)振慄しんりつせり。
これに対する朝鮮軍の行動であるが、日本軍出動の報が入ると、申砬しんりつ李鎰りいつの二人をして辺防の事をつかさどらしめた。
碧蹄館の戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
たといただちに実行は出来ざるまでも、列国をして真率しんりつに反省せしめる効果があるであろう。
世界平和の趨勢 (新字新仮名) / 大隈重信(著)