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さまで
ふりがな文庫
“さまで”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
左迄
87.5%
左程
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左迄
(逆引き)
妾と馬とは殆ど世界を通じて殉死の先駆者であるが、これに次いでは妻であった。しかも古代には老人を冷遇する習俗が濃く、殺老は
左迄
(
さまで
)
に珍らしい事ではなかった。
本朝変態葬礼史
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
彼
(
かれ
)
は
冷
(
つめ
)
たい
火鉢
(
ひばち
)
の
灰
(
はひ
)
の
中
(
なか
)
に
細
(
ほそ
)
い
線香
(
せんかう
)
を
燻
(
くゆ
)
らして、
教
(
をし
)
へられた
通
(
とほ
)
り
坐蒲團
(
ざぶとん
)
の
上
(
うへ
)
に
半跏
(
はんか
)
を
組
(
く
)
んだ。
晝
(
ひる
)
のうちは
左迄
(
さまで
)
とは
思
(
おも
)
はなかつた
室
(
へや
)
が、
日
(
ひ
)
が
落
(
お
)
ちてから
急
(
きふ
)
に
寒
(
さむ
)
くなつた。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
さまで(左迄)の例文をもっと
(7作品)
見る
左程
(逆引き)
救助
(
きうじよ
)
を
求
(
もと
)
むる
難破船
(
なんぱせん
)
の
眞似
(
まね
)
をしたのは、あの
邊
(
へん
)
の
海底
(
かいてい
)
は
何
(
なに
)
かの
理由
(
りいう
)
で
水深
(
すいしん
)
左程
(
さまで
)
深
(
ふか
)
からず、
我
(
わ
)
が
弦月丸
(
げんげつまる
)
を
撃沈
(
げきちん
)
して
後
(
のち
)
に
潜水器
(
せんすいき
)
を
沈
(
しづ
)
めるに
便利
(
べんり
)
の
宜
(
よ
)
かつた
爲
(
ため
)
ではあるまいか
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
さまで(左程)の例文をもっと
(1作品)
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