“ごやうす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御樣子63.6%
御様子36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
人傳ひとづてきましておいかりにふれるとはるも御樣子ごやうすうかゞひたさににくいところつくろつてやうやうのおもひでまゐりましたお父樣とつさまにもお執成とりなしをとしほ/\としていひづるを
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
なし餘り久々御疎遠ごそゑんなれば御機嫌ごきげんうかゞひ度又此方の御樣子ごやうす如何と存じ母を同道していで馬喰町武藏屋清兵衞方に罷在まかりあり候と申けるに利兵衞の心はとくよりかは持參金ぢさんきんのあるむこ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
はからず放免はうめんおほつけられ、身に取りまして大慶至極たいけいしごく、誠に先頃さきごろ御無礼ごぶれい段々だん/″\御立腹ごりつぷく御様子ごやうすで。
詩好の王様と棒縛の旅人 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
有難ありがたうございます……お内儀かみさんえ、間違まちがつたら御免ごめんなすつて下さいまし、人違ひとちがひとふことはございますから、あなたはお言葉の御様子ごやうすでは鰍沢かじかざはのおうまれではないやうでございますな。