“くらべ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
比較28.6%
28.6%
倉部14.3%
14.3%
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いゝエ妾になれって明白はっきりとは言わないけれど、妾々ッて世間で大変悪く言うが芸者なんかと比較くらべると幾何いくらいいか知れない
二少女 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
世間でも長二という名人のあった事を知っている者がすくのうございますから、残念でもありますし、又先頃弁じました名人くらべのうち錦の舞衣まいぎぬにも申述べた通り
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
わが日本開闢かいびゃく以来、はじめて舞楽のおもてを刻まれたは、もったいなくも聖徳太子、つづいて藤原淡海公、弘法大師、倉部くらべ春日かすが、この人々より伝えて今に至る、由緒ゆいしょ正しき職人とは知られぬか。
修禅寺物語 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
このをとこくらべると流石さすがのブリダアの市人まちびと餘程よほど勤勉きんべんたみはんければならない、にしろラクダルのえら證據しようこは『怠惰屋なまけや』といふ一個ひとつ屋號やがうつくつてしまつたのでも了解わかる、綉工ぬひはくやとか珈琲屋かうひいやとか
怠惰屋の弟子入り (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
くらべられては敵手あいてにあらず。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)