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くつきやう
ふりがな文庫
“くつきやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
屈竟
50.0%
屈強
29.2%
究竟
8.3%
倔強
4.2%
崛強
4.2%
窟竟
4.2%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屈竟
(逆引き)
Kのをぢさんも不運に生れた一人で、こんな相談相手に選ばれるには
屈竟
(
くつきやう
)
の人間であつた。をぢさんは無論喜んで引受けた。
半七捕物帳:01 お文の魂
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
くつきやう(屈竟)の例文をもっと
(12作品)
見る
屈強
(逆引き)
屈強
(
くつきやう
)
な若者達が、船から運び出す荷を、
陸
(
をか
)
に待つて居る人足が、言葉少なに受取つて、何處ともなく姿を消します。
銭形平次捕物控:083 鉄砲汁
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
くつきやう(屈強)の例文をもっと
(7作品)
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究竟
(逆引き)
身体の
究竟
(
くつきやう
)
さ。まことに奈美女の為ならば
生命
(
いのち
)
も棄て兼ねまじき気色なり。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
くつきやう(究竟)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
倔強
(逆引き)
倔強
(
くつきやう
)
の若者が二人ばかり
宿
(
とま
)
つてゐたが、恐れてしまつて何の役にも立たなかつた時の話である。伝右衛門は祖父の名で未だ存命中であつた。熊次郎は父の名である。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
くつきやう(倔強)の例文をもっと
(1作品)
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崛強
(逆引き)
当時
崛強
(
くつきやう
)
の男で天下の実勢を洞察するの明のあつた者は、君臣の大義、順逆の至理を気にせぬ限り、何ぞ首を
俯
(
ふ
)
して生白い公卿の
下
(
もと
)
に付かうやと、勝手理屈で暴れさうな情態もあつたのである。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
くつきやう(崛強)の例文をもっと
(1作品)
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窟竟
(逆引き)
たどり
過
(
すぎ
)
人の心に
尖
(
とげ
)
ぞ有る
殼枳寺
(
からたちでら
)
や
切道
(
きりどほ
)
し切るゝ身とは知らずとも
頓
(
やが
)
て命は仲町と三次は
四邊
(
あたり
)
見廻すに
忍
(
しの
)
ばずと云ふ名は有りと
池
(
いけ
)
の
端
(
はた
)
こそ
窟竟
(
くつきやう
)
の所と思へどまだ夜も
淺
(
あさ
)
ければ人の
往來
(
ゆきき
)
も
絶
(
たえ
)
ざる故山下通り打過て
漸々
(
やう/\
)
思ひ金杉と心の
坂本
(
さかもと
)
通
(
どほ
)
り
越
(
こし
)
大恩寺
(
だいおんじ
)
前
(
まへ
)
へ曲り込ば此處は名に
負
(
おふ
)
中田圃
(
なかたんぼ
)
右も左りも
畔道
(
あぜみち
)
にて
人跡
(
じんせき
)
さへも
途絶
(
とだえ
)
たる向ふは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
くつきやう(窟竟)の例文をもっと
(1作品)
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