“きゅうきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
究竟66.7%
窮境22.2%
窮竟11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普通社会の快楽なる究竟きゅうきょうの状態を言いあらわすにはチャチャン・ペンマという一語で事が足りて居る。少し横道に入るようですが、この
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
自分は非常に窮境きゅうきょうおちいり衣服にも窮している、どうか助力をいたいと訴えたが、彼がその窮境きゅうきょうおちいったことの説明として世間はすべて自分を誤解したといったから、僕は彼のはなしさえぎ
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
そのようなところから注意深く辿たどって行ったら、或いは何か首肯するに足るものに到達できるのではなかろうか、とも思われるのだが、鈍根の私には、そんなこまかな窮竟きゅうきょうはおぼつかない。
惜別 (新字新仮名) / 太宰治(著)