“くっきょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
屈竟37.7%
究竟30.3%
屈強18.9%
倔強9.0%
崛強3.3%
崛竟0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
Kのおじさんも不運に生まれた一人で、こんな相談相手に選ばれるには屈竟の人間であった。おじさんは無論喜んで引き受けた。
半七捕物帳:01 お文の魂 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
松火を持った甲冑武者が、その先頭に立っていた。後に続いた数十人の者は、いずれも究竟の若者であったが、一人残らず縛られていた。
神州纐纈城 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
マルラ秘書は数名の屈強な船員をひきつれ、いつのまにかクーパーのところへかえってきた。そして、籠城作業をきびきびとやってのけた。
海底大陸 (新字新仮名) / 海野十三(著)
同時に主人がぬすっとうと怒鳴る声が聞える、見ると制帽をつけた十八九になる倔強な奴が一人、四ツ目垣を向うへ乗り越えつつある。
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
この元気な崛強な人の葬式に行った私は、彼が死んで私が生残っているのを、別段の不思議とも思わずにいる時の方が多い。しかし折々考えると、自分の生きている方が不自然のような心持にもなる。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
より郵便が参ッた。散らし薬には崛竟の物が参ッた。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)