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崛強
ふりがな文庫
“崛強”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くっきょう
80.0%
くつきやう
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くっきょう
(逆引き)
信長に至っては自家集権を欲するに際して、納屋衆の
崛強
(
くっきょう
)
を
悪
(
にく
)
み、之を殺して
梟首
(
きょうしゅ
)
し、以て人民を恐怖せしめざるを得無かったほどであった。
雪たたき
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
この元気な
崛強
(
くっきょう
)
な人の
葬式
(
とむらい
)
に行った私は、彼が死んで私が生残っているのを、別段の不思議とも思わずにいる時の方が多い。しかし折々考えると、自分の生きている方が不自然のような心持にもなる。
硝子戸の中
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
崛強(くっきょう)の例文をもっと
(4作品)
見る
くつきやう
(逆引き)
当時
崛強
(
くつきやう
)
の男で天下の実勢を洞察するの明のあつた者は、君臣の大義、順逆の至理を気にせぬ限り、何ぞ首を
俯
(
ふ
)
して生白い公卿の
下
(
もと
)
に付かうやと、勝手理屈で暴れさうな情態もあつたのである。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
崛強(くつきやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
崛
漢検1級
部首:⼭
11画
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
“崛”で始まる語句
崛起
崛竟
崛踞
“崛強”のふりがなが多い著者
幸田露伴
夏目漱石