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きゆうそく
火口の
池が
休息の
状態にある
時は、
大抵濁水を
湛へてゐるが、これが
硫黄を
含むために
乳白色ともなれば、
熱湯となることもある。
即ち
一時活動した
後は、
暫時休息して、
或は
硫氣孔の
状態となり、
或は
噴氣孔となり、
或はそのような
噴氣も
全くなくなることがある。
休息の
間隔は
比較的に
遠いが、
一度活動を
始めるとなか/\
激しいことをやる。
それは
下の
鐵心に
至るまでは
玄武岩質のものもしくはそれに
鐵分が
加はつたもので
出來てゐて、これは
急速に
働く
力に
對して
極めてしぶとく
抵抗する
性質を
備へてゐるけれども