“急速”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きふそく50.0%
いそ25.0%
きゆうそく25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日けふよりすぐにおまをしまする、敷金しきゝん唯今たゞいまいてまゐりまして、引越ひきこしはこの夕暮ゆふぐれ、いかにも急速きふそくでは御座ござりますが直樣すぐさま掃除さうぢにかゝりたう御座ござりますとて、なん仔細しさいなく約束やくそくはとゝのひぬ。
うつせみ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
『帰つたつていじやアないか。乃公おれは出るから』と言ひ放つて、何か思ひ着いたと見え、急速いそいで二階にあがつた。
節操 (新字旧仮名) / 国木田独歩(著)
それはした鐵心てつしんいたるまでは玄武岩質げんぶがんしつのものもしくはそれに鐵分てつぶんくははつたもので出來できてゐて、これは急速きゆうそくはたらちからたいしてきはめてしぶとく抵抗ていこうする性質せいしつそなへてゐるけれども
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)