“かしや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
菓子屋38.9%
貸家38.9%
菓子舗5.6%
樫谷5.6%
下車2.8%
菓子家2.8%
華奢2.8%
貸屋2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この男は、どこかそこらの野原の菓子屋かしやだ。けれどもぼくは、このひとをばかにしながら、この人のお菓子をたべているのは、大へん気の毒だ。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
そして売地うりち貸家かしやふだを見てすぎ度々たび/\なんともつかず胸算用むなざんようをしながら自分も懐手ふところで大儲おほまうけがして見たいと思ふ。
すみだ川 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
彼女が頼みにして来た姉の家は麻布あざぶ飯倉いいくらの風月堂という菓子舗かしやであった。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
樫谷かしや様、——敵討だそうじゃございませんか」
矢車の花はこの国では野生の物であるから日本で見るよりも背が低く、すみれかと思はれる程地をつて咲いて居る。自分が下車かしやすると、例の様に
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
巴里パリイ停車場ギヤアルアンヷリイドから汽車に乗つて三十分程でムウドン駅に下車かしやした。郊外のベル・※ユウ村にあるアウギユスト・ロダン先生の家をはうと松岡曙村しよそんと晶子と三人で出掛けたのである。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
奥底のない打ち明けたお話をすると、当時の私はまあ肴屋が菓子家かしやへ手伝いに行ったようなものでした。
私の個人主義 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
臙脂えんじむらさきあかあかと、華奢かしやのきはみの絵模様に
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
「毎日さがしているんだけど」と玄は、貸屋かしや新聞をポケットから出して見せたりなんかした。