“おしやれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御洒落50.0%
華奢50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼の尤も嫌ふのは羅漢の様な骨骼と相好さうごうで、鏡に向ふたんびに、あんな顔にうまれなくつて、まあかつたと思ふ位である。其代り人から御洒落おしやれと云はれても、何の苦痛も感じ得ない。
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)
靈魂よ、汝の輪廓に這ひよる脆い華奢おしやれな獸の哲理を知れ。翼ある聲。眞實の放逸。再び汝はほろぶる形象かたちに祝福を乞はねばならぬ。
聖三稜玻璃:02 聖三稜玻璃 (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)