“飯倉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いいぐら58.3%
いいくら33.3%
いひくら8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一息に上って来たので、伊織はつぶやきながら、芝の海や、渋谷、青山の山々、今井、飯倉いいぐら、三田、あたりの里を、ぼんやり見廻していた。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また事実湿地でもあるから何処どこかに引移りたいと思い、飯倉いいくらの方に相当の売家うりや捜出さがしだしてほぼ相談をめようとするときに、塾の人の申すに
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
丸山の塔下を語りつゝ、飯倉いひくらの方へと二人は消えぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)