“うが”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ウガ
語句割合
穿88.1%
9.1%
1.9%
0.3%
宇賀0.3%
0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また殿下自身、じつはフランス密偵部の同志で、自発的にああしてドロテイン街の家を探検したのだという、穿うがったような説もある。
戦雲を駆る女怪 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)
「ええ、ええ、たいへんでしたわ。おいしいおいしいってたべてしまってから、たねをあかすと、うがいをなさるやらなにやら——」
江木欣々女史 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
砂金を谷川の砂からさぐり出すにしても、岩石をうがって鉱石あらがねを掘り出すにしても、いずれもそれは山からである。
ときはもうつぼみはどうしてものいふこといてうがかないので、あついさうして乾燥かんさうはげしいがそれをにくんでこは下葉したばをがさ/\にらした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
と、その向こうには、神さびた弁天堂べんてんどうの建物が見えた。なお、あたりには、宇賀うが御社みやしろ観音堂かんのんどう多聞堂たもんどう月天堂げってんどうなどの屋根が樹の葉のなかにいている。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
しかしそれは前晩ぜんばんに酒を飲んだ為めであったと見えてうがいをして顔を洗ってしまうと、さっぱりした。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)