“くちすす”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
口漱33.3%
33.3%
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は、御手洗みたらしの水で口漱くちすすいだ。さらにもう一杓子ひとしゃくし含んで、刀の柄糸へきりを吹き、わらじのにもきりを吹いた。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
小舎の前の渓水にくちすすぐ。水は、南へと流れる。当面の小山を隔てて、むかいは、西俣の谷になる。
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
と、云って、唾を吐き、水でくちすすぎ終った斉興が
南国太平記 (新字新仮名) / 直木三十五(著)