“御手洗”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みたらし90.5%
みたらい4.8%
おちょうず2.4%
おてうづ2.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
片側は土手、片側は鉾杉ほこすぎ小暗おぐらい林で、鳥の声もかすかである。御手洗みたらしの水の噴きあげる音が、ここまでかすかにひびいてくる。
顎十郎捕物帳:05 ねずみ (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
そういうところから御手洗みたらい辰雄さんの「野村胡堂というヤツは実につきあいにくいヤツだ」という批判も出てくるのだろう。
平次と生きた二十七年 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
一と突き、——夜中御手洗おてうづに起きられ、椽側でお手を洗ふところをやられた樣子で