“うがひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
含嗽45.5%
36.4%
鵜飼18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
其れから日本で喉を焼けば含嗽うがひをするのだが、この医者はぐつと嚥下のみおろして仕舞しまへ、うすると薬が喉の奥へ善くしみ込むからと云ふ。随分悪辣あくらつな治療法である。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
「あの、貴方あなた、誰にも有仰おつしやらずにね、心配することは無いのですから、本当に有仰らずに、唯私がうがひをすると言つて、持つて来て下さいましよ」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
二ではうたいの「善知鳥うとう」など、三では「阿漕あこぎ」、「鵜飼うがひ」などその適例てきれいである。幽靈ゆうれいがいして全體ぜんたい性質せいしつ陰氣いんきで、すごいものである。相貌さうぼうなども人間にんげん大差たいさはない。
妖怪研究 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)