“うがち”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
穿	50.0%
宇賀地	25.0%
鑿	25.0%

穿

（こは吉野の國巣^一一が祖なり。）其地（そこ）より蹈み穿ち越えて、宇陀（うだ）^一二に幸でましき。かれ宇陀（うだ）の穿（うがち）といふ。

古事記：02 校註　古事記 (その他) ／ 太安万侶、稗田阿礼(著)

宇賀地

魚沼郡の内宇賀地（うがち）の郷（きやう）堀（ほり）の内の鎮守（ちんじゆ）宇賀地の神社（じんじや）は本社八幡宮也、上古より立せ給ふとぞ。縁起文（えんぎぶん）多（おほ）ければこゝに省（はぶ）く。霊験（れいげん）あらたなる事は普（あまね）く世にしる処なり。

北越雪譜：03 北越雪譜初編 (新字旧仮名) ／ 鈴木牧之、山東京山(著)

鑿

支那太古の民、壤（つち）を撃ちながら歌つた「日出でゝ作り、日入つて息ひ、井を鑿（うがち）て飲み、田を耕して食ふ。帝力我に何かあらんや」

吾等の使命 (新字旧仮名) ／ 石川三四郎(著)