“あげおき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
挙著66.7%
上置33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
転輪てんりん王此玉をこゝろみに高きはたかしら挙著あげおきけるに、人民等じんみんら玉の光りともしらず夜のあけたりとおもひ、おの/\家業かせぎをはじめけりとしるせり。
転輪てんりん王此玉をこゝろみに高きはたかしら挙著あげおきけるに、人民等じんみんら玉の光りともしらず夜のあけたりとおもひ、おの/\家業かせぎをはじめけりとしるせり。
夷子棚えびすだな上置あげおき其夜そのよは長兵衞方へれいゆきたりしが此加賀屋長兵衞このかがやちやうべゑいふもと同町どうちやうの加賀屋彌兵衞方やへゑかたへ十さいの時奉公ほうこうに來りて十年の年季ねんきつとなほ禮奉公れいぼうこう十五年をつとあげ都合つがふ廿五ねんあひだ見世みせの事に心を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のべ我が家へ立歸りしに其夜そのよの中に夷子棚えびすだな上置あげおきし二百兩のかねえざればおつねちう八も狼狽うろたへたるていにて主人へかくと申けるにぞしやう三郎は大いにおどろ周章あわて其分そのぶんには捨置難すておきがたしと直樣すぐさま加賀屋長兵衞方へゆきみぎわけ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)