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上置
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あげおき
ふりがな文庫
“
上置
(
あげおき
)” の例文
夷子棚
(
えびすだな
)
に
上置
(
あげおき
)
其夜
(
そのよ
)
は長兵衞方へ
禮
(
れい
)
に
行
(
ゆき
)
たりしが
此加賀屋長兵衞
(
このかがやちやうべゑ
)
と
云
(
いふ
)
は
元
(
もと
)
同町
(
どうちやう
)
の加賀屋
彌兵衞方
(
やへゑかた
)
へ十
歳
(
さい
)
の時
奉公
(
ほうこう
)
に來りて十年の
年季
(
ねんき
)
を
勤
(
つと
)
め
尚
(
なほ
)
禮奉公
(
れいぼうこう
)
十五年を
勤
(
つと
)
め
上
(
あげ
)
都合
(
つがふ
)
廿五
年
(
ねん
)
の
間
(
あひだ
)
見世
(
みせ
)
の事に心を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
述
(
のべ
)
我が家へ立歸りしに
其夜
(
そのよ
)
の中に
夷子棚
(
えびすだな
)
へ
上置
(
あげおき
)
し二百兩の
金
(
かね
)
見
(
み
)
えざればお
常
(
つね
)
忠
(
ちう
)
八も
狼狽
(
うろたへ
)
たる
體
(
てい
)
にて主人へ
斯
(
かく
)
と申けるにぞ
庄
(
しやう
)
三郎は大いに
驚
(
おどろ
)
き
周章
(
あわて
)
其分
(
そのぶん
)
には
捨置難
(
すておきがた
)
しと
直樣
(
すぐさま
)
加賀屋長兵衞方へ
行
(
ゆき
)
右
(
みぎ
)
の
譯
(
わけ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
置
常用漢字
小4
部首:⽹
13画
“上”で始まる語句
上
上手
上下
上方
上海
上衣
上野
上総
上人
上﨟