“えいせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
永生36.4%
衛青18.2%
永世18.2%
衛星9.1%
栄政9.1%
衛生9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と云うのは、他でもない、江戸の四方五十里の内に、昆虫館という建物があり、永生えいせいの蝶と云われている雌雄二匹の蝶がいて、神秘の伝説を持っているそうだ。
神秘昆虫館 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
たゞ一婦人の身を以て兵を起し城をほふり、安遠侯あんえんこう柳升りゅうしょうをして征戦に労し、都指揮としき衛青えいせいをして撃攘げきじょうつとめしめ、都指揮劉忠りゅうちゅうをして戦歿せんぼつせしめ、山東の地をして一時騒擾そうじょうせしむるに至りたるもの
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
永世えいせいに浮かばぬ人となってほろびるであろう。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
別所一党の三木城には、それをめぐって、幾つもの小城が、衛星えいせいの役割をもっていた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
毛利をめぐ衛星えいせいとしては、播州に赤松あかまつ別所べっしょがあり、南部中国には宇喜多うきた、北部の波多野はたの一族などあって、その勢力圏せいりょくけんは、安芸あき周防すおう長門ながと備後びんご備中びっちゅう美作みまさか出雲いずも伯耆ほうき隠岐おき因幡いなば
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蓬莱ほうらいふもとの新田干鰯ほしいわし 栄政えいせい
古池の句の弁 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
廿四日、天気てんきし。となりきゃくつとめて声高こわだか物語ものがたりするに打驚うちおどろきてめぬ。何事なにごとかと聞けば、衛生えいせい虎列拉これらとの事なり。
みちの記 (新字新仮名) / 森鴎外(著)