『古図の信じ得可き程度（こずのしんじうべきていど）』

古図を閲覧するに当りて何人も抱く可き疑問は、其図が輯製の当時既に知られたる事実を、果して如何程まで広く採録せりや否やといえることなる可し。ここに所謂古図とは主として徳川時代に出版されたる地理に関する絵図類をいう。此等の図に拠りて地形の正確な …

著者	木暮理太郎
ジャンル	歴史 > 地理・地誌・紀行 > 日本
初出	「山岳」1923（大正12）年5月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約8分（500文字/分）
朗読目安時間	約13分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

加之（しかのみ） 可（べか） 明（あきらか） 因（ちなみ） 斯（かか） 唯（た） 嫌（きらい） 稍（や） 可（べ） 字（あざ） 引括（ひっくる） 且（かつ） 尽（ことごと） 尚（な） 疑（うたがい） 能（あた） 蓋（けだ） 誤（あやまり） 顕（あらわ） 及（および） 僅（わずか） 之（これ） 夫（それ） 予（あらかじ） 亙（わた） 菅（すげ） 若（も） 以（もっ） 而（しか） 終（つい） 素（もと） 何人（なんぴと） 益（ますます） 偶以（たまたまもっ） 然（しか） 此等（これら） 儘（まま） 拠（よ） 所謂（いわゆる） 憾（うら） 其（その） 廃（すた） 幸（さいわい） 又（また） 孰（いず） 字地（あざち） 只（ただ） 咎（とが）