“字地”の読み方と例文
読み方割合
あざち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けだし前記明治十三年十月出版の『上野国全図』ならんも、『郡村誌』に拠れば、貞享三年九月の東小川村の検地水帳に、字地あざちの中にあきらかに菅沼なる名称を掲載せるを見る。
古図の信じ得可き程度 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
明治二十一年の入山村の書上を見ると、字地あざちの中に「大倉ダイクラ 千百七拾七町七反九畝五歩。魚ノ川 二千百四拾八町二反三畝拾歩」があり、山岳の部に「岩寥山 所在、吾妻郡入山村字魚ノ川」がある。
上州の古図と山名 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)