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『金の猫の鬼』
ふりがな文庫
『
金の猫の鬼
(
きんのねこのおに
)
』
むかし、台湾の南のはじの要害の地に、支那の海賊がやつてきて、住居をかまへましたので、附近の住民はたいへん困りました。殊にその海賊の首領は、頭に角が一本ある鬼で、船には守神として黄金の猫をもつてるといふので、「金の猫の鬼」と綽名されてる、気性 …
著者
豊島与志雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「少年倶楽部」講談社、1933(昭和8)年10月
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
大笑
(
おほわらひ
)
気違
(
きちがひ
)
酌
(
しやく
)
酒瓶
(
さけがめ
)
後
(
うしろ
)
起
(
おこ
)
住居
(
すまひ
)
金
(
きん
)
顔付
(
かほつき
)
誰
(
だれ
)
繩
(
なは
)
盃
(
さかづき
)
絨毯
(
じゆうたん
)
度
(
たび
)
扉
(
とびら
)
瘤
(
こぶ
)
猫
(
ねこ
)
真中
(
まんなか
)
綽名
(
あだな
)
眼
(
め
)
眼付
(
めつき
)
眼瞼
(
まぶた
)
機嫌
(
きげん
)
身体
(
からだ
)
鉞
(
まさかり
)
首領
(
かしら
)
駈
(
か
)
室
(
へや
)
俺
(
おれ
)
僕
(
ぼく
)
処
(
ところ
)
出逢
(
であ
)
匐
(
は
)
叩
(
たた
)
台湾
(
たいわん
)
坐
(
すわ
)
奴
(
やつ
)
守神
(
まもりがみ
)
猛
(
たけ
)
家
(
うち
)
崖
(
がけ
)
引抜
(
ひきぬ
)
彼等
(
かれら
)
戻
(
もど
)
支那
(
しな
)
暫
(
しばら
)
棚
(
たな
)
煙草
(
たばこ
)