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『灯籠』
ふりがな文庫
『
灯籠
(
とうろう
)
』
言えば言うほど、人は私を信じて呉れません。逢うひと、逢うひと、みんな私を警戒いたします。ただ、なつかしく、顔を見たくて訪ねていっても、なにしに来たというような目つきでもって迎えて呉れます。たまらない思いでございます。 もう、どこへも行きたく …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「若草」1937(昭和12)年10月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
鬱
(
うっ
)
於
(
お
)
綺麗
(
きれい
)
湧
(
わ
)
滔々
(
とうとう
)
燭
(
しょく
)
牢屋
(
ろうや
)
狐
(
きつね
)
眉
(
まゆ
)
眺
(
なが
)
眼帯
(
がんたい
)
竹藪
(
たけやぶ
)
筵
(
むしろ
)
箸
(
はし
)
沁
(
し
)
背後
(
うしろ
)
臆
(
おく
)
蒼
(
あお
)
裾
(
すそ
)
覗
(
のぞ
)
親戚
(
しんせき
)
陽炎
(
かげろう
)
頬
(
ほお
)
駈
(
か
)
鳥渡
(
ちょっと
)
坐
(
すわ
)
伽噺
(
とぎばなし
)
侘
(
わび
)
判
(
わか
)
匂
(
にお
)
単衣
(
ひとえ
)
可哀
(
かわい
)
吊
(
つ
)
呉
(
く
)
呑
(
の
)
噂
(
うわさ
)
囁
(
ささや
)
淋
(
さび
)
夕闇
(
ゆうやみ
)
居
(
お
)
微笑
(
ほほえ
)
所詮
(
しょせん
)
手帖
(
てちょう
)
手繰
(
たぐ
)
拭
(
ふ
)
椎
(
しい
)
様
(
さま
)
殴
(
なぐ
)
仕立
(
したて
)