トップ
>
鹽梅
>
あんべえ
ふりがな文庫
“
鹽梅
(
あんべえ
)” の例文
新字:
塩梅
尤
(
もつと
)
もさういへば
壯
(
さかり
)
の
頃
(
ころ
)
でも
俺
(
お
)
らあ
知
(
し
)
つてからは
仕事
(
しごと
)
は
上手
(
じやうず
)
で
行
(
や
)
ると
出
(
だ
)
しちやみつしら
行
(
や
)
る
樣
(
やう
)
だつけが、
好
(
す
)
きぢやねえ
鹽梅
(
あんべえ
)
だつけのさな
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
半次はうるさいから、顏を
肯
(
そむ
)
けて通るといふ
鹽梅
(
あんべえ
)
、これぢや仲良くなりつこはありませんね
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
丈夫
(
ぢやうぶ
)
なこたあ、
魂消
(
たまげ
)
る
程
(
ほど
)
丈夫
(
ぢやうぶ
)
だが
何
(
なん
)
でも
自分
(
じぶん
)
の
好
(
す
)
きなら
働
(
はたら
)
く
容子
(
ようす
)
で、
其處
(
そこ
)
らほうつき
歩
(
ある
)
いちや
小遣錢位
(
こづけえぜねぐれえ
)
はとつてんだな
鹽梅
(
あんべえ
)
しきが
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「八、宜い
鹽梅
(
あんべえ
)
だ。お前は多勢の人達と、この路地を入つて、辰三の家を搜せ」
銭形平次捕物控:307 掏られた遺書
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「
勘次
(
かんじ
)
さんどうしたい、えゝ
鹽梅
(
あんべえ
)
のが
有
(
あ
)
んだが
後
(
あと
)
持
(
も
)
つてもよかねえかえ」と
彼
(
かれ
)
に
女房
(
にようばう
)
を
周旋
(
しうせん
)
しようといふ
者
(
もの
)
はお
品
(
しな
)
が
死
(
し
)
んでから
間
(
ま
)
もなく
幾
(
いく
)
らもあつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
▼ もっと見る
「さうか、それは宜い
鹽梅
(
あんべえ
)
だ。後學のため一と通り見せて貰はうか」
銭形平次捕物控:196 三つの死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「それは宜い
鹽梅
(
あんべえ
)
だが、その下手人といふのは誰だえ」
銭形平次捕物控:331 花嫁の幻想
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そいつは宜い
鹽梅
(
あんべえ
)
だ。行つて見よう」
銭形平次捕物控:216 邪恋の償ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
鹽
部首:⿄
24画
梅
常用漢字
小4
部首:⽊
10画
“鹽”で始まる語句
鹽
鹽辛
鹽辛聲
鹽漬
鹽原
鹽瀬
鹽鮭
鹽水
鹽煎餅
鹽尻