“鹽尻”の読み方と例文
新字:塩尻
読み方割合
しほじり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
てよ、先刻さつき紳士しんしは、あゝして、鹽尻しほじり下車おりたとおもふが、……それともしつへて此處こゝまでたか、くるまが三だいそろつて。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
心細こゝろぼそことには、鹽尻しほじりでも、一人ひとりおなしつ乘込のりこまなかつた。……宿しゆくは、八重垣姫やへがきひめと、隨筆ずゐひつで、餘所よそながら、未見みけん知己ちき初對面しよたいめん從姉妹いとこと、伯父をぢさんぐらゐにおもつてたのに。………
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
鹽尻しほじり鹽尻しほじり——中央線ちうあうせん乘換のりかへ。」
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)