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駅中
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えきちゆう
ふりがな文庫
“
駅中
(
えきちゆう
)” の例文
余
(
よ
)
は人に
助
(
たす
)
けられて
高所
(
たかきところ
)
に
逃登
(
にげのぼ
)
り
遙
(
はるか
)
に
駅中
(
えきちゆう
)
を
眺
(
のぞめ
)
ば、
提灯
(
ちやうちん
)
炬
(
たいまつ
)
を
燈
(
とも
)
しつれ大勢の男ども
手
(
てに
)
々に
木鋤
(
こすき
)
をかたげ、雪を
越
(
こえ
)
水を
渉
(
わたり
)
て
声
(
こゑ
)
をあげてこゝに
来
(
きた
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
当年は雪
遅
(
おそ
)
く冬至に成候ても
駅中
(
えきちゆう
)
の雪一尺にたらず、此
日次
(
ひなみ
)
にては今年は小雪ならんと諸人一統悦び居候所に廿四日(十一月なり)
黄昏
(
たそがれ
)
より
降
(
ふり
)
いだし
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
当年は雪
遅
(
おそ
)
く冬至に成候ても
駅中
(
えきちゆう
)
の雪一尺にたらず、此
日次
(
ひなみ
)
にては今年は小雪ならんと諸人一統悦び居候所に廿四日(十一月なり)
黄昏
(
たそがれ
)
より
降
(
ふり
)
いだし
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
火燧
(
ひうち
)
をもて
発燭
(
つけぎ
)
に火を
点
(
てん
)
じ
試
(
こゝろみ
)
に池中に
投
(
なげ
)
いれしに、
池中
(
ちちゆう
)
火を
出
(
いだ
)
せし事
庭燎
(
にはび
)
のごとし。水上に火
燃
(
もゆ
)
るは妙法寺村の火よりも
奇
(
き
)
也として
駅中
(
えきちゆう
)
の人々
来
(
きた
)
りてこれを
視
(
み
)
る。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
○さて
我
(
わが
)
駅中
(
えきちゆう
)
に稲荷屋喜右エ門といふもの、石綿を
紡績
(
はうせき
)
する事に
千思
(
せんし
)
万
慮
(
りよ
)
を
費
(
つひや
)
し、
竟
(
つひ
)
に
自
(
みづから
)
その術を得て火浣布を織いだせり。又其頃我が
近村
(
きんそん
)
大沢村の医師黒田
玄鶴
(
げんくわく
)
も同じく火浣布を織る術を
得
(
え
)
たり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
駅
常用漢字
小3
部首:⾺
14画
中
常用漢字
小1
部首:⼁
4画
“駅”で始まる語句
駅
駅路
駅逓
駅員
駅夫
駅馬
駅伝
駅前
駅継
駅場