馬鹿氣ばかげ)” の例文
新字:馬鹿気
もらはねばならず夫に付我等兄弟共へはなせし所が持參金ぢさんきん衣類道具等までも損をして離縁状計り取とは餘り馬鹿氣ばかげた事とて不承知ふしようちを申餘り無法の挨拶あいさつなりと云に付今日其弟を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
のがれられないのなら、その場合、我慢することがあなたの義務なのよ。我慢しなければならないことがあなたの運命なのに、それを我慢出來ないなんて云ふのは、弱い馬鹿氣ばかげたことだわ。
いまふね船體せんたいみとめぬうちから、かゝ心配しんぱいをするのはまつた馬鹿氣ばかげるかもれぬが、先刻せんこくからの奇怪きくわい振舞ふるまひては、どうもこゝろやすくないのである、第一だいゝちはるか/\の闇黒あんこくなる海上かいじやうおい
と、わたしはこんな馬鹿氣ばかげたことまで空想くうさうして見た。
虚弱 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
かないがい。馬鹿氣ばかげてゐる」
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)