“露営(ろえい)” の例文
露営(ろえい)の塲所亦少しく平坦(へいたん)にして充分足(あし)を伸(の)ばして睡眠(すいみん)するを得、且つ水に近(ちか)く炊煎(かんせん)に便なり、六回の露営(ろえい)中実(じつ)に此夜を以て上乗(ぜう/\)となす、前水上村長大塚直吉君口吟(こうぎん)して曰く
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
とうとうえものをひとりでは持ちきれなくなって各自が分担(ぶんたん)した。この宝庫は本島内の他の諸林にゆずらないと思う。六時ごろ、一すじの川のほとりに出た。いよいよ露営(ろえい)だ。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
そしていつも山岳(さんがく)や草原に露営(ろえい)の生活をして、野生動物を深く観察し、りっぱな動物物語をたくさんあらわしました。この『狼(おおかみ)の王ロボ』は、その中でも傑作(けっさく)といわれる面白いものです。
長(なが)く水流中に在りし冷気(れいき)と露営(ろえい)の寒気(かんき)と合(あは)せ来るに逢(あ)ひ、此好温泉塲を得(え)て初(はじ)めて蘇生(そせい)するの想(おもひ)あり、一行の内終夜温泉に浴して眠(ねむ)りし者多し、真(しん)に山中の楽園(らくえん)と謂ふべし
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)
日暮れて遂(つひ)に一歩も進(すす)むを得ず、空(むな)しく遥(はる)かに彼小屋(こや)を望(のぞ)んで沼岸に露営(ろえい)を取(と)りたり。
利根水源探検紀行 (新字旧仮名) / 渡辺千吉郎(著)