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雜言
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ざふごん
ふりがな文庫
“
雜言
(
ざふごん
)” の例文
新字:
雑言
彼等
(
かれら
)
は
平生
(
へいぜい
)
でもさうであるのに
酒
(
さけ
)
の
爲
(
ため
)
に
幾分
(
いくぶん
)
でも
興奮
(
こうふん
)
して
居
(
ゐ
)
るので、
各自
(
かくじ
)
の
口
(
くち
)
から
更
(
さら
)
に
聞
(
き
)
くに
堪
(
た
)
へぬ
雜言
(
ざふごん
)
が
吐
(
は
)
き
出
(
だ
)
された。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
飮
(
の
)
め命が大事と思はば村井が門も通るなと
雜言
(
ざふごん
)
にも
言
(
い
)
ひ
觸
(
ふら
)
しける程に
追々
(
おひ/\
)
に
全治
(
ぜんぢ
)
病人迄
(
びやうにんまで
)
も皆
轉藥
(
てんやく
)
をなし
誰
(
たれ
)
一人
脉
(
みやく
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
まして今は將軍家のおそばに召されて、若狹の局とも名乘る身に、一應の會釋もせで無禮の
雜言
(
ざふごん
)
は、鎌倉武士といふにも似ぬ、さりとは作法をわきまへぬ者なう。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
貸
(
かさ
)
ぬのみか
種々
(
さま/″\
)
の惡口
雜言
(
ざふごん
)
を云れ
腹立紛
(
はらたちまぎ
)
れに
罵
(
のゝし
)
り散し
愛想盡
(
あいそづか
)
して立出しが外に便るべき先
無
(
なけ
)
れば如何はせんと
思案
(
しあん
)
しながら歸る道にて
俄
(
にはか
)
に
胸騷
(
むなさわ
)
ぎ
爲
(
する
)
ゆゑ
不※
(
ふと
)
心付是迄遂に夜に入て家を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
雜
部首:⾫
18画
言
常用漢字
小2
部首:⾔
7画
“雜”で始まる語句
雜
雜談
雜巾
雜誌
雜俳
雜草
雜木
雜魚
雜沓
雜司