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雛子
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ひなこ
ふりがな文庫
“
雛子
(
ひなこ
)” の例文
父親
(
ちちおや
)
は
相当
(
そうとう
)
高
(
たか
)
い
地位
(
ちい
)
の
大宮人
(
おおみやびと
)
で、
名
(
な
)
は
狭間信之
(
はざまのぶゆき
)
、
母親
(
ははおや
)
の
名
(
な
)
はたしか
光代
(
みつよ
)
、そして
雛子
(
ひなこ
)
は
夫婦
(
ふうふ
)
の
仲
(
なか
)
の
一粒種
(
ひとつぶだね
)
のいとし
児
(
こ
)
だったのでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
温泉
郷
(
ごう
)
の平和な日になれて、毎日、
日金山
(
ひがねさん
)
へ蜂の巣や鳥の
雛子
(
ひなこ
)
ばかりさがしに行っていて、もしやの事があった場合は、何といって、御隠家様の前へ出よう、あの高麗村へ帰ってゆこう。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あなたの
事
(
こと
)
はかねて
滝
(
たき
)
の
竜神
(
りゅうじん
)
さんから
伺
(
うかが
)
って
居
(
お
)
ります……。ではお
言葉
(
ことば
)
に
従
(
したが
)
ってこれからお
邪魔
(
じゃま
)
を
致
(
いた
)
そうか……。
雛子
(
ひなこ
)
、この
姨
(
おば
)
さまに
御挨拶
(
ごあいさつ
)
をなさい。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
これはこれは
何
(
なに
)
よりのおもてなし……
雛子
(
ひなこ
)
、そなたも
御馳走
(
ごちそう
)
になるがよいであろう。
世界中
(
せかいじゅう
)
で
何
(
なに
)
が
美味
(
おいし
)
いと
申
(
もう
)
しても、
結局
(
けっきょく
)
水
(
みず
)
に
越
(
こ
)
したものはござらぬ……。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“雛”で始まる語句
雛
雛妓
雛鳥
雛形
雛罌粟
雛鶏
雛壇
雛様
雛段
雛菊