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險山
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けんざん
ふりがな文庫
“
險山
(
けんざん
)” の例文
小木
(
せうぼく
)
は
枝
(
えだ
)
諸共
(
もろとも
)
に
伐
(
き
)
り
倒
(
たほ
)
して
猛進
(
まうしん
)
するのであるから、
如何
(
いか
)
なる
險山
(
けんざん
)
深林
(
しんりん
)
に
會
(
くわい
)
しても、
全
(
まつた
)
く
進行
(
しんかう
)
を
停止
(
ていし
)
せらるゝやうな
患
(
うれひ
)
はないのである。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
我
(
わ
)
が
鐵車
(
てつしや
)
は、
險山
(
けんざん
)
深林
(
しんりん
)
何處
(
いづく
)
でも
活動
(
くわつどう
)
自在
(
じざい
)
だが、
此
(
この
)
砂
(
すな
)
すべりの
谷
(
たに
)
だけでは
如何
(
どう
)
する
事
(
こと
)
も
出來
(
でき
)
ぬのである、
萬一
(
まんいち
)
を
期
(
き
)
して、
非常
(
ひじやう
)
な
力
(
ちから
)
で、
幾度
(
いくたび
)
か
車輪
(
しやりん
)
を
廻轉
(
くわいてん
)
して
見
(
み
)
たが
全
(
まつた
)
く
無效
(
むだ
)
だ。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
然
(
しか
)
し、
此
(
この
)
冐險鐵車
(
ぼうけんてつしや
)
の
特色
(
とくしよく
)
は
水中
(
すいちう
)
の
他
(
ほか
)
は
如何
(
いか
)
なる
險阻
(
けんそ
)
の
道
(
みち
)
でも
進行
(
しんかう
)
し
得
(
え
)
ぬといふ
事
(
こと
)
はなく、
險山
(
けんざん
)
を
登
(
のぼ
)
るには
通常
(
つうじやう
)
の
車輪
(
しやりん
)
の
他
(
ほか
)
に
六個
(
ろくこ
)
の
強堅
(
きようけん
)
なる
齒輪車
(
しりんしや
)
と、
車室
(
しやしつ
)
の
前方
(
ぜんぽう
)
に
裝置
(
さうち
)
されたる
螺旋形
(
らせんけい
)
の
揚上機
(
やうじやうき
)
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
險
部首:⾩
16画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“險”で始まる語句
險
險惡
險難
險阻
險坂
險路